mknmz
configure と make
(取得)
などから取得して、
tar zxf namazu-2.0.12.tar.gz
で開ける。
僕の場合には私家版修正 を当てる
File-MMagic
File-MMagic は unix 操作の file と同じような機能を
perl 部品で実現するものです。新たな種類の判別が出来るように
更新が(他のものよりは)頻繁です。それで、
./configure の途中で 「File-MMagic が新しくないので入れて下さい」
と言われることが多い。tar zxf で開けた後に
cd namazu-2.0.12/File-MMagic
perl Makefile.PL
make
make install
してから次の ./configure をすると早い。
./configure, make
次の三つの場合によって ./configure の引数を調整する
- gettext-0.10.x が入っている。 (x = 35 36 38 39 40)
- それが入っていないか、OS に別の gettext が入っていて、それを
使うと問題があるので同梱のgettext を使う (Solaris 2.6, 7 等)
- gettext-0.10.x が入っているが OS の cc がそれを見に行かないの
で、置いてある位置を明示的に指定する (NetBSD/macppc)
(この場合、2 の方法でも効果は同じ)
上記のそれぞれについて、具体的な方法は次の通りです。
configure の引数や、環境変数を設定する方法
1 | ./configure | gettext が入れてある時 |
2 | ./configure --with-included-gettext |
-
Solaris 2 のように OS の gettext と GNU gettet が互換でない時。
- あるいは下記 3 のように、入れてあるがうまく見てくれない時
同梱の gettext を使うという指定をする。 |
3 | env CFLAGS=-I/usr/local/include LIBS='-L/usr/local/lib -lintl' ./configure
## (実際には一行に入れる)
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gettext が別途設置済だが、無指定では見に行ってくれない時。(例)NetBSD/macppc |
NetBSD で gettext が設置済の場合は 2 でも 3 でも良い。
そうして make, (僕はいつも time make している)
make check
これで動作を確認する。
例えば time make check とすると、最後は次のような表示になる。
PASS: ja-namazu-cgi-1
===================
All 40 tests passed
===================
Making check in template
345.577u 186.888s 11:59.58 73.9% 0+0k 81+10079io 116pf+0w
結果に問題がある時には記録 (tests/test-log) の内容を確認する。
全部が通らなくても悲観しなくていい。
自分に必要な機能はそのままで大丈夫なことも多い。
~/.mknmzrc の内容によっては、通過しないこともある。
特に記録に Nothing to index と書いてある場合はその可能性が大。
そのような時には ~/.mknmzrc の名前を一時的に別の名前に変更しておく。
make install 前に
もし make install する前に mknmz を試して見たいという時には
cd scripts してから
env pkgdatadir=`pwd`/ ./mknmz --help
あるいは、cd namazu-2.0.12 しておいて
env pkgdatadir=`pwd` scripts/mknmz --help
のように 環境変数 pkgdatadir を設定して起動する。
(この辺の事情は mknmz の中の load_module() の中の @INC の文字の辺
で分るはず)。
例えば
cd namazu-2.0.12
env pkgdatadir=`pwd` ./mknmz -C
env pkgdatadir=`pwd` -O /tmp ~/Mail
等が試せる。
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