CVS の使い方
 使い方(場合分け)
 保管庫
  保管庫の指定方法
 改訂番号
  枝と葉
 import
 二回目

 枝の番号は奇数桁
 枝を作る三方法
 枝の確認方法
 実際例 (1) tag
 実際例 (2) rtag
 実際例 (3) import
 枝での変更を取込
 tag を消す
 枝の使い方
  過去形
  未来形
操作
 変更を元に戻す
 追っかけ
  -ko のこと
  import
  cvs co
  枝
  枝の持出
  枝を変更
  cvs add
  commit
  tag
  統合
CVSROOT
 history
  history の読み方
   一文字目
    時刻情報
Errors
 had a conflict and
 waiting for lock
関連道具
 cvstree
URL

software

CVS @ki.nu

Last Update: "2007/04/02 09:28:56 makoto"

枝の使い方

枝はどういう時に使うの ? という疑問があるかも知れません。 枝には、大きく二つの使い方があります。
  1. 過去の版を保守する
  2. 主幹でなくて脇で開発する
つまり過去形と未来形ということも出来ます。

過去形

過去形とは過去の版を修正する、という意味です。 ある時点で公開版を作った後にも、次の版に向けて 新たに機能を加えるような開発が続行するとします。 その後に公開版に問題等が発見され、それを修正する、つまり保守を行なう 場合に、使います。公開版を作った時に
cvs tag -b rel-1-0
のように枝を作っておき、これを修正する場合には、
cvs co -r rel-1-0
のように持出して作業し、修正が終れば登録 (commit)します。 ここで rel-1-0 が枝の名前です。この名前で持出した場合には、 その枝の最新版が得られます。

未来形

開発が続いているが、ちょっと冒険したい、他の人には迷惑をかけずに、 しばらく自分で考えていることを実装したい。それも他の人が見ようと思え ば見えるような形で進めたい。 これがうまく行けば、当然主幹に合流するという想定のもとに作業したい。 というような未来形の開発にも枝が有効です。 上と同じようにして枝を作ります。
cvs tag -b new-feature
この方法で開発した機能がうまく行くことが分った暁には、主幹で持出した上で、
cvs update -j new-feature
とすれば、手元に合流した版が出来るはずです。 まあ、こまかいところを手直しする必要があるかも知れません。 その上で、 それの動作を確認したら、commit すれば、目的達成という訳です。
以前の cvs 情報
Last Update: Sat, 07 Jun 2014 13:16:17 GMT 1.66 2008/03/08